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究極の博多とんこつを会得!強行日程・研究の旅(2)
東池袋大勝軒の飯野敏彦、九州・博多へ探求の旅へ。

博多の初日は、まだ暗い星空が残る早朝4時頃から始まった。厨房の巨大な寸胴に、豚の骨のあらゆる部位を入れ込み、スープを出すために煮込む。ゆっくり混ぜながら、骨の部位の位置を変えながら、見ていると、スープの色が徐々に変わっていく。豚の◯◯◯を更に入れる。ゼラチン質が溶け出す。さらに煮込む。非常に匂うが多少慣れてくる。さらに煮込む。大きな木ベラでチカラを入れ過ぎずに、じっくり観察しながらかき回す。
店長にずっと横から声をかけてもらいながら、ポイントでスープの様子を確認する。骨が溶け出してくる。さらに煮込む。骨の部位による違いや煮込む時間の中での変化などが見て取れるので、想像を掻き立てる。

本場の仕込み初体験。時間をかけてスープを取る豚骨の基本に「なるほど!」と納得しながら、多くのことを学び取りました。「もっとこうすれば、こんな味になる。」また、「こんな味にしたいのであれば、こうする。」ということが理解できた貴重な体験。仕事を終えての打ち上げでもラーメン談義で盛り上がり、色々な人との出会い、ゴキゲンな時間を過ごしました。熱い思いのこもった“博多とんこつ“ラーメンの本質を垣間見たひと時。お世話になったお店の方々、良くしていただいた関係者の方々、感謝で一杯です。本当にありがとうございました。

仮眠数時間の凝縮の博多、約一週間の探求の旅!ガンバリました〜。
博多とんこつの研究の成果を「博多とんこつ『開運舎』」として、2013年1月1日(金)、2日(土)の2日間のみ、限定販売メニューとして特別営業します。究極の博多とんこつ“飯野印”ラーメンです。是非、食べてみてください。
2013年のこのラーメンを食べた人には、開運がもたらされるかも?!・・・その幸運の一つとして、当日先着5名様に、「“池麺KINGKONG”「トロフルつけ麺」1杯無料券」を差し上げます。
2012年に出会った皆さん、ありがとうございました。
2013年も今まで以上によろしくお願いいたします。
健やかな年末年始をお過ごしください。


  • 究極のスープを生み出す決戦の場所

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