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記録的な大雪!喜多方“味”な旅
東池袋大勝軒の飯野敏彦、福島・喜多方来たからには食べ歩きの旅

喜多方の恒例イベント〈第13回 蔵のまち 喜多方 冬祭り〉。その中で二日間開催される「全国ラーメンフェスタ」に参加する。
今回は、愛車「サンバー」とニッサン車の2台で行くことに。
前日の早朝、荷台に道具備品や食材の積み込みを行う。冬の朝はかなり冷え込む。が、よし!やるゾ!という気合いの方が強いので、あまり気にせず準備を急ぐ。
よし!いざ出発。一路、東北道を北上する。那須のサービスエリアで少し休憩し、喜多方を目指す。昼過ぎ、猪苗代湖。午後2時過ぎ現地入り。

イベントは、押切川公園体育館駐車場・特設テントが現場会場。なんとそこは、雪が舞い込み、風が吹き抜ける、温度計の目盛は−10度の過酷な場所。できるだけ暖かい格好で、仕込みを始める。かなり寒さが身にこたえる。
仕込みのメドをつけ、宿泊先「旅館 俵屋」へ。一休みしてから、軽く筋トレ。
その夜は、喜多方老麺会の皆さんと決起集会で乾杯。地元の食べ物や味談義に花が咲く。

翌日、朝起きると外は一面の銀世界。旅先の楽しみでもある朝ごはんは、旅館おかみが手作りの「朝定食」。「ごはん」に「味噌汁」、「焼き魚」に「玉子焼き」とシンプルだけど奥行きのあるなつかしさのある味付け。 スタッフのみんなも食欲旺盛で、朝からごはんをお櫃(ひつ)でおかわり。

食べ終えまもなく会場へ出発する。道路は思ったより雪がすごくて、立ち往生。近道かなと思い脇道に入るとたちまち立ち往生。道端に置いてあるスコップで雪をかき分けながら、何とか現場へ到着。
大会会長の山口市長のあいさつ、関係各位によるテープカット。いよいよイベントスタート。しかし、今世紀最大の寒波、例年にない大雪の中の開催、来場される方の大変さを思うと、今まで経験したことのない過酷なイベント環境。
色々と心配をしていたが、初日、二日目とイベント開催過去最高の食数を記録。この雪の中、来場していただいたラーメン好きの皆様に感謝です。

私自身が食べて味わい深かったのは、老麺会のラーメン。幻の会津地鶏のスープは、本当に幻の味と言える絶品。
イベント終了、片付けたの後、関係者に挨拶をし、本場喜多方の「坂内食堂」に足を運ぶ。「肉そば(チャーシュー麺)」を食べ、その後、会津高田へ。
「生江食堂」の煮干し系スープに多加水麺の「中華そば」「ワンタンメン」を味わい、その後、業界で数々の実績を持つ黒田氏プロデュースの中華料理店へ。
「飲茶」「チャーハン」「フカヒレ」に、本格四川の味わいの「麻婆豆腐」。大いに食べました〜。2台の車は東北道から東京・東池袋へと帰路に向かう。

喜多方でお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。
今回は、二泊三日の出張、記録的な大雪もあり、“味”わい深い仕事旅でした。

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    「東池袋大勝軒本店」早朝の
    本店前での積み込み作業

  • 素朴で味わい深い
    「旅館俵屋」の朝定食

  • 積雪何メートル?一面の銀世界。

  • 湯で立ち往生。
    雪かき途中で万歳ポーズで「ワ〜〜ッ!」

  • 「全国ラーメンフェスタ」開会の
    挨拶をする山口大会会長

  • 坂内食堂で食した「チャーシューメン」


  • 生江食堂で「中華そば」をいただきま〜す
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    黒田氏プロデュースの
    中華料理店の「麻婆豆腐」。
    激しい山椒にしびる味わい